
こんにちは、きつねです。
筆者紹介
私大理系から国立院へ進学し、現在は国内大手に10年以上勤める会社員
学歴ロンダリング(大学院受験)経験あり
就職推薦のリクルーター経験あり
このページでは高学歴理系院からの就職活動を経験した筆者が
高学歴理系院生の就活の実態や後悔ポイントを解説します。
結論、下記のような内容です。
<このページで伝えたいこと>
- 研究は3年、社会人は40年。就活は本気で。
- 理系院卒生はあらゆる業界が欲しがる
- だからこそ就活では幅広い業界を見て可能性を探るべき
- 研究との両立のため効率の良い就活を

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高学歴院生は就活適当になりがちじゃない?
筆者が実体験も踏まえて強く感じるのは、
理系院生は会社を選べる立場にいるのに適当に就職先を選びがち
ということです。
高学歴理系院生は研究に追われるあまり、就職活動を軽視する傾向があると感じます(個人の見解)
でもよく考えてください。
研究は2~3年ですが社会人は40年続きます。
適当に会社選んだら後悔します。
選べるのにもったいなさすぎるでしょ。
これは社会人10年目以上経過した私自身の後悔もありますし、大学院時代の友人も同じ後悔を持っている人が多いです。
前提:理系院卒生はあらゆる業界へ就職できる
研究テーマと全く異なる業界であっても、企業側は理系院卒生を欲しがります。
例えば私は機電系の院生でしたが
- 金融業界(銀行/証券)
- 商社
- 保険
こういった文系がメインとされる業界からも
インターンから早期選考を経て内内定を頂いておりました。
なぜ研究と関係ない業界からも院生が求められるか?
それは企業が必要としているものが
理系院生の専門性 ではなく
理系院生の論理的思考力 だからです。
当然研究テーマと関連が深い業界であればある程度面接でアピールできると思いますが、研究テーマとつながりが無い業界だからと言って内定をもらえないということは全くないです。

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理系院生はあまり就活イベントに参加しない
理系院生はあらゆる業界に入れるのにまともに就活しない人が多いです。
私は入社先で採用リクルーターを担当したことがあるのですが、母校の学内就職説明会を担当した際に
「理系院生はそもそも就活系のイベントにあまり参加してくれない」
と感じました。
学内就職説明会では20~30社がブースを出していたのですが、このイベント自体の参加者数が少ないという状況です。
文系学部であれば学生側から押しかけてくるのですが、理系院生に対しては必死に会社側からアプローチをかけているという状態です。

企業はそこまでしても理系院生が欲しいということです。
私も院生の採用ノルマがありました。
ですが、学生側は
「就職推薦があるからそういうのはいいや…」
「研究が忙しいし…」
そう思って参加しなかったり、参加しても数社見て帰っちゃったりするのです。
これ、非常にもったいないです。
忙しくともせめて後悔の無いように就活してほしいです。
関連記事:労働環境は業界できまる
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院生就活の後悔5パターン
「研究が忙しいから就活に時間が割けないよ」
という方。わかります。
ですが最低限この5点は避けてください。
せっかくここまで努力してきたのに就職で後悔するのはもったいないです!
①就職推薦が取れる1社しか受けない
これが一番多いです。
「もうここでいいや」と推薦リストで入れそうな会社に入社するケースです。
当然本気で入社したい企業であればそれでも良いのですが、実際は就活をやらずにネームバリューで会社を決めてしまい後悔するパターンが多いです。
そうなると
「思っていた職種につけない」
「配属先が想像と違う」
「業務量が想像より多い」
入社後にこんなギャップを抱えてしまいます。
転職では新卒カードは切れません。悲惨です。
絶対にいくつかの企業を確認し、そこから自分に合うと判断した企業を選ぶようにしましょう。
②研究と関連した業界しかみない
例:半導体を研究してるから半導体メーカーに絞って就活する
ほかの業界も見たうえで絞っているのであればよいのですが、初めから業界を決めつけてしまうのはやめたほうがいいです。
社会人の労働環境・待遇は主に業界で決まります。
後悔の無いように、他に向いている業界はないか?と探してみてください。
③理系社員の勤務地を調べていない
例:本社は東京だが配属先は地方の工場/開発拠点。いずれ本社に異動すると聞いたが結局異動しないまま
大学院生の多くは製造業の会社に入社すると思います。
製造業に多いのがこのパターンです。
製造業の生産管理/開発部署は都心から離れる傾向になります。
入社前からそれを理解しているのであれば良いですが、勤務地を軽視するのはやめたほうがいいです。
例えば都会育ちな人が急に田舎暮らしとると環境に馴染めず、
・異性との出会いが無い
・土日にやることが無い
と悩むことになります。
就職先の環境で生活するイメージを持ってから会社を決めましょう。

筆者は絶対東京に住みたかったので勤務地で会社を絞りました。10年以上働いてますが勤務地で絞ってよかったと思います。
④会社の雰囲気(特に女性比率)を確認しない
- 部署に女性が居ない
- 雰囲気が暗い/体育会すぎる
- 私用で休むことが許容されない
職場の雰囲気は、向こう40年身を置ける環境か?
という視点を必ず持ってください。
個人的には女性が居るかどうかは重要だと思います。
出会い目的じゃないにしても、職場に女性がおらずおじさんばかりだとどうしても暗いというか…
年配の男子校みたいな雰囲気で自分には合いませんでした。
※ あくまで筆者の場合です。

自分に合う職場の雰囲気は人それぞれです!男女比率でいうと半々くらいの環境がバランス良いように思います。
この辺りはインターンやOB訪問で直接確認するか、転職サイトの社員口コミが参考になると思います。
⑤経営状況を見ない
- 営業利益が出ていない
- 利益率が低い
志望企業の大まかな売上、営業利益、大まかな社員数くらいは言えるようにしましょう。
入社したらリストラが始まっただの、部署再編で志望職種からの異動を命じられるだの
経営状態が良好かどうかはサラリーマンの明暗を分ける大事な指標です。
個人的には「社員一人当たりの営業利益」が良い指標と考えています。
それがボーナスに反映されなかったとしても、少なくとも倒産の心配が少ないというのは大きなメリットです。
研究が忙しい人向けの時短就活のコツ
「就活が大事なのはわかるけど時間が無いんだよ…」
という方も多いと思います。
筆者もそうでした。
そんな方に向けたコツを一つ教えます。
転職サイトの社員口コミで企業研究しろ!
実際に沢山の企業にエントリーする必要はありません。
その前の企業研究の段階で、なるべく多くの業界・企業を確認しようという話なのです。
そこで大変参考になるのは転職サイトの社員口コミです。
転職活動中のサラリーマンたちが自社のリアルを書き込みまくっています。
・年収
・勤務地
・企業風土
・目標設定と評価のされ具合
これらがデスクトップリサーチだけで知ることができます。
転職サイトは有料の会員登録をしないと口コミが見れないことが多いですが、ここは是非課金してください。
どうせ内定までの数か月しか利用しないので大したコストではないです。

筆者は暇さえあればOpenWorkを見ていました。そのおかげで入社後のギャップもほぼありませんでした。
学歴ロンダ組は内部生より就活で不利になるか?
全く不利ではない。内部生と同等に扱われる(経験談)
まず前提として就職活動では内部生/外部生の区別はされません。
就職推薦は内部生/外部生関係なく同じ条件での勝負となる
私のいた大学では、内部・外部区別せず就職推薦を利用できました。
例外はあるかもしれませんが、そういう大学院が多いと思います。
就職推薦は成績で判断する学校もありますが、国立大のように外部の割合が高い大学院となると、リクルーターによる学内選抜で推薦対象者を絞ります。
リクルーターの学内選抜では多くの場合、就職面接と同様に
・志望理由
・強み・ガクチカ
・入社してどんな仕事がしたいか
を聞かれ、その内容で推薦対象者を選抜するのです。
そのため外部生・内部生関係なく同じ土俵での勝負となりますし、内部生だろうとこれらがアピールできないと落ちます。

ちなみに筆者は入社後3年目以降に、母校の大学院のリクルーターとしても活動しました。その際も内部/外部は意識せずあくまで面接の内容で選抜していました
学歴フィルターは最終学歴のみで判断する
「大学院が高学歴でも、学部の大学が偏差値低いのでESが通らない…」
ということはありません。
筆者は大学はそこまで上位ではないのですが、
就活の際20社以上エントリーしたところ、1件もESで落ちませんでした。
さらに筆者は大手日系企業入社後に、数年新入社員の採用を担当したことがあるのですが、弊社の場合は最終学歴のみでフィルターを適用しておりました。
唯一ロンダ組が対策すべきは「なぜ研究テーマを変えたの?」
あなたがロンダ組であれば就職活動前に
「大学院で研究テーマを変えたのはなぜですか?」
に対する回答は準備しておきましょう。
80%くらいの確率で質問されます。
そして質問には「やりたい研究だったから」と回答しましょう。
こんな感じの説明です。
例:学部の研究の派生で興味を持った系
・学部では○○の研究をしていたがその中で××という領域を知り、××を調べるうちに△△というテーマがあることを知った。それで大学院では△△を研究したくなり、テーマを変えた。
まとめ:高学歴理系院生はどこでも就職できる!なのであらゆる可能性を探ろう!
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