
初めまして、きつねと申します。
筆者紹介
私大理系から国立院へ進学し、現在は国内大手に10年以上勤める会社員
学歴ロンダリング(大学院受験)経験あり
就職推薦のリクルーター経験あり
このサイトは、私が自身の経験から
・学歴ロンダリングの実態
・大学院試験の勉強方法
・後悔しない高学歴院生就活のコツ
を解説します。
大学院受験っていまいち認知されていなかったり、なぜか不純な行為と誤解されていたりします。
これが非常にもったいないです。
これらは誤解です。
自分が経験したから言えますが、理系学生は積極的に大学院受験すべきです。
そういった誤解を解くためにこのサイトを作りました。

このページは概要のみ解説し、詳細は各関連記事に記載しています。気になったポイントがあればぜひ別記事もご参照ください!
まず、学歴ロンダリング(大学院受験)って何?

学歴ロンダリングはネットスラングです。
一般的には下記を指します。
大学院受験を行い、より偏差値の高い大学院に進学して最終学歴を良くする行為
「院ロンダ」とも呼ばれます。
例えばこんなケースです。
MARCH大学学部を卒業し
大学院受験を経て東京大学 大学院 へ進学
「上位の大学院への進学は単なる学歴目的だろう」とネガティブな印象を抱えた人が、学歴ロンダリングと揶揄して呼んでいます。
学歴ロンダリングは後めたいことではない!
私は学歴ロンダリング=大学院受験は積極的に挑戦すべきと考えています。
そもそも大学院を受験することはごく一般的なことです。
東大院などは半数以上が外部生(留学生含)の研究室もたくさんあります。
実際に進学すればわかりますが「ロンダ組が肩身が狭い…」ということはありません。

私がいた研究室も半数以上外部生でした。30代の今でも仲がいいです。
私は「大学院を受けてよかった」と感じますし、
もっと多くの人が早い段階から大学院試験の実態を知るべきだと思っています。
また上位校への進学は就職活動に有効です。
むしろ院試というチャレンジでその後40年の社会人生活が好転するのであれば誰しも積極的に取り組むべきです。
学歴ロンダリングはなぜおすすめなのか?大学院受験のメリット5点
総論:大学院受験は努力に対するメリットが大きい(コスパがいい)
筆者が考えるメリットは下記5点です。

① 就職活動に有利
実際、就活目的で上位の大学院を受験される方が多いのではないでしょうか?
私もそうでした。
経験上、学歴ロンダリングは就職活動に有利です。
就活では内部生と同じ扱いを受けます。
実際に私はロンダのお陰もあり、第一志望の大手企業に就職することができました。

筆者の就活体験記とアドバイスは下記の記事を見てね
②学費をおさえられる(国公立の場合)
国立院は私大院と比較して学費が安いです。
例えば慶應理工学部と東大工学部の大学院の学費を比較すると、総額100万円近くの学費の差があります。
東大院と慶應院の学費比較
| 慶應大学理工学研究科 | 東京大学工学研究科 | |
| 入学費 | ー | 282,000円 |
| 授業料等(年額) | 1,142,600円 | 535,800円 |
| 総額(2年卒業) | 2,285,200円 | 1,353,600円 |
参考:東京大学HP 慶應大学HP ※正確な金額は必ずご自身でご確認ください
そのため私大の学費が払えないという方でも、国立の大学院を受験することで大学院進学を諦めずに済むかもしれません。
お金の面で進学を悩む方はぜひ外部の大学院受験を選択肢に入れてみてください。

各大学の大学院の学費については下記の記事を参考にしてね
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③研究テーマの選択肢が広がる
たとえ就職目的でも、研究テーマの選択肢が広がることは大きなメリットです。
2年間取り組むことになる研究を世の中の膨大な研究室から選ぶことができます。
私も就職と学費目的でしたが、面白そうな研究テーマがあったことも決意を後押ししました。
「やりたい研究なんてないよ…」という方も、国立大学には聞いたことのない研究テーマがたくさんあるので是非一度オープンキャンパスに参加してみてください。
また将来博士課程を含むアカデミックな進路を希望する方であれば、研究費の多い国立大学に在籍すること自体がキャリアに繋がります。
④学歴コンプが無くなる
一生つきまとう学歴コンプから解放されます
最終学歴は社会人になっても影響します。
「東大出ないと部長以上になれない」とか「○○大卒限定の社内懇親会」とか、いわゆる学閥です。
お堅い大企業であれば最終学歴が出世にも影響します。
そして多くは最終学歴で判定されます。
そのため学歴ロンダは社会に出た後も効果を発揮します。

筆者(大手中堅社員)が体験した入社後のリアルを記事にまとめているので、興味があればどうぞ
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⑤学部とは異なる友人関係を築ける
大学院は最後の学生期間です。
社会人になると休日に会って遊ぶような友人を作る機会はうんと減ります。
大学院の友達は似た進路をたどるため、会社の内部事情とか転職の相談をしやすい関係になります。

経験してみて初めて分かったメリットですね。意外に大事。
各メリットの詳細が気になる方は下記も参考にしてください
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大学院試験は楽?ズルい?知っておきたい2つのポイントを経験者が解説!

結論:楽では無いが大学受験よりは合格しやすい
巷のイメージのように「何も努力していないのに上位大学に入れる」わけではないです。
試験勉強にもコツがあります。
ですが大学受験と比較すれば合格しやすいです。
①大学院受験は試験対策が大変
試験科目が専門的
例えば工学(電気)系の出題範囲は下記です。
・線形代数
・電気回路
・電磁気
・英語(TOEIC/TOEFLスコア)
電気系に特化した試験科目ですよね。
専門科目は教材が限られるため、解法を見つけるのに苦労します。
大学院ごとの出題範囲について詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。
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過去問に公式解答がない
院試対策で最も頭を悩ませるポイントです。
試験勉強は過去問を解くのが近道なのですが、その過去問解答を集めることが大変です。
①自分で解いて解答を作る
②大学の先輩から過去問解答を入手する
③個人が販売している解答を購入する
のどれかで解答を準備することになります。

私が受験したときは③がなかったので、①でやりました涙
これから受ける人はまず②を検討してだめなら③を検討して下さい。
過去問解答の集め方についてもっと知りたい方は下記を参考にしてください。
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② とはいえ努力すれば合格する可能性が高い
試験対策は大変ですが、大学受験よりは合格しやすいです。理由は下記。
倍率が低い
試験が細分化されるので受験者が絞られます。
さらに国立大は内部生に対して研究室の数が多いため、外部向けの合格枠が多いことがあります。

実際に筆者の進学先は8人枠で内部向けに2枠、外部向けに6枠でした
そのため試験倍率が低くなります。
実際に東京大学の大学院でも倍率2倍台です。
大学受験よりは圧倒的に倍率が低いですよね。
各大学の試験倍率については下記↓
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併願しやすい
複数の国立大学を受験できますし、同じ大学内でも同時に複数の研究室を志望できます。
一方で研究室ごとに合格枠が設定されるためどこかには受かる可能性が高いです。

私の場合は第10希望まで聞かれました
研究室ごとに人気・不人気が偏るので、抑えの研究室を下位に含めたりもできます。
ゆえに全落ちの可能性が低いです。
まとめ:大学院は積極的に受験しよう!
学歴ロンダリングの実態についてもっと知りたいという方は下記の記事も見てください。

「学歴ロンダはずるい行為だろう」
「院だけ東大でも就活は不利でしょ」